イギリス海峡に面したフランス北西部ブルターニュ地方の城壁に囲まれた港町サンマロに立ち寄りました。
ご覧の通り、旧市街地は高い城壁に囲まれており、石造りの重厚感ある風景が広がっています。
城壁の中に足を踏み入れると、これまた石造りの街並みが広がりサンマロの世界観に引きづり込まれるようです。
クレープリーも至る所にあり、港町らしく魚介中心のメニューが目立ちます。
クレープリーに限らずレストランも昼休憩中で、店内では夜の営業を始める準備をしていました。
どこを歩いても画になるので、海外の旅番組の中にいるようです。
旧市街の中にあるサン・ヴァンサン大聖堂にも行きたかったのですが、とにかく一つでも多くのガレット店を見たくて時間の許す限り歩き回りました。
お店それぞれにイメージカラーを持っているようでしたが、どんな色を使っても街の外観と見事にマッチする感じが素晴らしいですね。
日が暮れ始めると一気に気温が下がって、人の気配も薄くなってきます。
城壁の上は遊歩道になっており、こうやって旧市街と海を見渡すことが出来ます。
海からやってくる磯の香り、船の音、刻一刻と変化する空の色・・。カップルで散歩していたり、友人同士おしゃべりしながら歩いていたり、ランニングしていたり、いい雰囲気です。
対岸にはイギリス行きのフェリーが停泊していました。
こんなところから船に乗ってイギリスへ行くなんて素敵ですねー。利用できる人たちが羨ましくて仕方ありません。
サンセットを望むカップル。
何ていうんでしょう・・ロマンチックで美しくてため息が出ます。
城壁の上から見た景色↓
サンマロは港町だというのは地図から想像していましたけど、まさか城壁に囲まれた素晴らしい街だとは思いもよらず映画の中にいるようで、ただただ感動の連続。
乳製品や魚介類、肉類のショップにはサンマロ産の商品が数多く並び、特にバターはブルターニュ産、サンマロ産など、マルシェやスーパーなどではまず見かけない地産地消の製品がたくさんあって、購入したいものが山ほどありました。
サンマロのガレットは次回、ご紹介します。
このブログでは、ガレット店の紹介や文化、観光に関してなどをご紹介していきます。
福井のそば粉屋として専門的な立場から、プロの話や技術、製法、栽培については以下のブログをご覧ください。
▼ガレットの本場‐フランス・ブルターニュ視察
