私たちは「福井県産無農薬栽培の玄そば」を使用し、伝統の石臼と製粉技術で試作を行い、業務用そば粉を作り上げます。
0120-17-4578
8:30~17:30(土日祝日休み)
カガセイフンが納品しているそば粉を使用しているお店が次々に掲載されています。
※ミシュランガイド
※イエローガイド『ゴ・エ・ミヨ2020』
\これまでのご提案10,000件突破!/
原料の仕入れ先やそば粉については店舗の味の要となるため本来は公表されない情報です。ご紹介のお取引先様は「国産越前そば粉の良さをもっと知ってほしい」というご期待のもと、お話に応じてくださいました。ご協力くださった皆様に、この場を借りまして厚くお礼申し上げます。
海外でも認められたそば粉。おかげさまで雑誌・新聞・国営テレビ等色々なメディアで取り上げられております。
加賀健太郎が自ら農家を訪ね歩き、そば畑を巡っています。
彼の目利きで選び抜かれた特上の玄そばは、農家との深い信頼関係があってこそ手に入るものです。
ぜひこの特別な玄そばを手に取り、品質の良さを実感してください。
私たちは「そば」に向き合い、「地場」の原料にこだわり、創業以来伝わる「石臼製粉」を守り日々、製粉業に精進しております。
五代目 加賀 龍夫
私たちは「福井の風土が育てる在来種そばを通じて、お客様を笑顔と健康にすること、越前そば文化と技術製法を磨き、後世に伝えていくこと」を使命とし、それを通じて地域社会に貢献します。
六代目 加賀 健太郎
お客様に満足していただけるそば粉作りに欠かせない石臼は
私たちにとって大切なパートナーです。
石臼は20年寝かせて初めて一人前の石臼になる
その理由は石に含まれる水分量。切り出したばかりの石は一定量の水分を保有しています。すぐに使うことはできなくはないのですが、年数の経過とともに水分が抜け歪みが生じます。そうなると石臼が噛み合わなくなり、粉を挽けなくなるのです。
一回でも歪んでしまうと成型したり、上下の臼を摺り合わせたりするのが非常に難しいのです。まずは数年寝かせて石に含まれる水分をある程度抜いてから再度、成型と目立てを施さなければなりません。
そのため、カガセイフンでは石を20年超寝かせて水分を十分に抜いてから石臼として成型し、彼らにそば粉を挽かせるのです。
カガセイフンの石臼は、古いものですと創業当時より受け継がれてきた100年以上前の石臼があります。そのほか3代目が使用していた石臼(現在まで約80年間使用)、3代目が4代目へ残した石臼(現在まで約60年間使用)、そして4代目が残した石臼(現在まで約40年間使用)、そのすべてを現役で使っています。
同じ産地の石であっても古いものほど石のキメが細かいので、その石臼を使うと挽き上がりがとてもなめらかでしっとりとしたそば粉になります。
しかし年月を追うごと目(石臼の溝)がすり減ってきて石臼の高さが低くなり、そしてだんだんと軽くなってきます。私たちはその都度重さを足しながら、すべて同じ条件で製粉することを心がけております。
数十年前までには福井に数多くいた石工や目立て専門の職人(目取り)は、機械製粉の普及によってその姿を消していきました。先代が今に残す小和清水石臼は、福井で採掘されたとても貴重なものです。やわらかすぎず硬すぎず、福井の小粒で詰まった玄そばを挽くのにとても適しており、この石臼があればこそ、旨みがたっぷり詰まったあの越前のそば粉を挽くことができるのです。
これからもこの石臼と石臼で挽くそば粉を大切にしていきたいと考えております。先代から伝わる石臼挽きへのこだわりと感謝の気持ちを込めてお客様にお届けします。
さらに上質なそば粉を作るために原料に合った石臼を選択する
福井県福井市(旧美山町)の和清水(こわしょうず)で採石された石臼は、福井在来種を挽くのに適しているといわれています。
私たちの石臼には、作った石工たちの「個性」が宿っており、臼の重量、回転数、原料を投入する量によってそば粉の性質が変わります。
私たちは、お客様のご要望に合わせて臼を選び、挽き方を変えて最適なそば粉に仕上げる――長年の経験と個性豊かな石臼によって、カガセイフンの越前そば粉が出来上がるのです。
さらに上質なそば粉を作るために生産するそば粉に合わせて、石臼の回転速度の設定をする
私たちは「そば粉を手にとり蕎麦にするお客様が、どのような蕎麦を打ちたいか」を考えながら、石臼と回転速度を変えています。
回転速度は、石臼の特徴をふまえて毎分14~22回転の力を与えています。
お客様が理想とするそば粉に合わせて、速度を調整して仕上げる、職人の腕を信じてください。
さらに上質なそば粉を作るために石臼のメンテナンスを怠らないこと
原料(玄そば)が良くても、石臼の状態が悪ければ、できる粉は台無しです。石臼を長い間使用すると石臼の面が磨り減ってきます。香り・粘り・うまさを挽き出すには、摩滅した臼面に【目立て】を施す必要があります。私たちは、自分たちの石臼を自分たちで修理する【目立て】の技術を先代から受け継いでいます。
常にメンテナンスをすることで、質を保ったそば粉をお届けできるのです。
福井産の石を使った石臼づくり。
実はその技術を持った最後の職人さん(清水正生さん)は既に他界されていて、その石臼作りの技術は絶えてしまいました。
つまり、もう新しく作ることはできないのです。
しかし、カガセイフンには受け継がれてきた石臼たち、そして、清水さんや先代からの助言によって受け継がれてきた目立ての技術があります。
カガセイフンには清水さんの作った石臼を数台寝かせており、その出番を待っています。
カガセイフンがこの目立ての技術を受け継ぐ限り、これからも福井原産の石臼挽きそば粉を提供でき、香り高いそばを食べられることでしょう。どうぞご安心ください。
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