クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェのガレット、エッフェル塔、凱旋門。│ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②

フランス2日目はスケジュールの都合で1日オフとなりましたので、パリ市内を街ブラしながらガレット店巡りする時間に充てました。ガレット店が立ち並ぶパリ市内モンパルナス駅近くの通称「ガレット通り」はクレープリー激戦区。200mほどの直線道路の両サイドに数十件のクレープリーが立ち並び、有名店のジョスランもありました。ガレット通りの風景やパリのガレットのご紹介は次回ゆっくりさせてもらう事にして、今回は蚤の市(クリニャンクール)、ビオマルシェ、それからエッフェル塔や凱旋門などを見て回って感じたことをお伝えしたいと思います。

とにかく寒かったです・・。
2月のパリは本当に寒い。空は晴れて日差しもそこそこあるのに手がかじかんでポケットに手を入れていないと感覚が無くなってくる。観光旅行と違ってひたすら街歩きなので個人旅行でしか行けないようなコアなところばかり行けたのは本当にいい経験でしたが、もう一回行けと言われても行けないですね。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

蚤の市ではアパレル商品の他にアンティーク家具や西洋食器、小物類など、いかにもおフランス!というようなショップが立ち並び、いかにも日本人が好みそうなアイテムが揃っています。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

こちらはアクセサリーや花瓶、香水ガラス、シルバーなどを扱う路面店。一見、小汚いものばかりに見えますが見る人が見ると価値があるものもたくさんあるんでしょうね。僕には全く分かりません(笑)

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

こちらは照明専門。ゆらゆらと揺れているような優しい灯りです。日本ではなかなかお目にかからない独特なデザインというかアンティークの良さがありました。アンティークを求めてこの蚤の市には世界からバイヤー買い付けに来るのでしょう。クリニャンクール駅(Porte de Clignancoert)周辺には、トランクを売るショップも数多くみられ、買い物リストを持ったそれっぽい人たちも良く見かけました。

モンパルナスのガレット通りでガレットランチを済ませ後、ビオマルシェ突入!

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

そろそろ終盤というタイミングだったのでどのお店も品薄状態でしたが、マルシェの空気は十分すぎるほど味わえました。商用ワゴン(日本でいうところのハイエース)も傷だらけでしたがすごくオシャレに見える。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

肉屋、魚屋、八百屋、果物屋、ワイン、ソーセージ、生ハム、ジビエ、オイスター、チーズ、オリーブ、乳製品、ドライフルーツ、チョコレート、惣菜などなど、幅広いお店の種類があって始めてみる素材や料理ばかりでとても興味深い。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

海外の市場はどこ行っても同じなんですけど、とにかくその場で食べ飲みしたかったです。持ち帰りたい食材が山ほどありましたが、持ち帰れない苦しさと闘いながら生唾を飲んで散策。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェのガレット、エッフェル塔、凱旋門。
マルシェのような店づくりというか商品のレイアウトは日本ではなかなかできないでしょうけど、色彩感覚というかおいしそうに見せる配置や売り方に感動するばかりです。

残りわずかとなった魚屋さん。
1組買ってバターと白ワインでグリルして、粗塩ふってレモン絞って食べたい!

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

そう言えば、こんな興味深い料理がありましたよ↓
左から2番目の「そばパスタのサラダ」。フランスでも麺帯にした蕎麦を食べる習慣というか、ガレットだけじゃなく麺でも普通に食べられているんですね。ちょっと感動しちゃいました。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェのガレット、エッフェル塔、凱旋門。
それからgaletteもありました。
このお店のガレットはおそらくそば粉をは使っていなくて小麦粉とジャガイモじゃないかと思うんですが、このように焼いた料理をガレットと称するみたいですね。こういうの食べながら街歩きすると楽しいんですよね~

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

目的地へ行く途中、エッフェル塔を見ることが出来ました。あいにく改修中で全体を見ることはできませんでしたが、僕は世界遺産とか観光地ってチラッと見れれば満足してしまう方なので、ある意味、改修中の状態が見れたのは良かったのかな(笑)

それよりも日本でも土産物としてよく見るエッフェル塔の置き物をいろんな外国人が売り歩いているんですけど、エッフェル塔をリング状にした針金にじゃらじゃらとぶら下げながら歩いているので、エッフェル塔の扱い方が雑すぎて可笑しくて可笑しくて。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

この日の街ブラ観光で一番、グッときたのは、故ダイアナ妃が亡くなられた場所に立ち寄れたこと。
この場所にはモニュメントが立てられ多くの観光客がその場所で黙とうしていたり、飾られた写真や手紙をじっと見つめていたり。事故があってからかなりの年月が経っているのに、この現場は当時の生々しさを今に伝えていて事の重大さというか世界中に与えた影響は計り知れません。

僕はこのたまたまニュースをよく見ていたのですが、まさか現場に来れるなんて思ってもいなかったし、深い悲しみが腹に落ちたような何とも言えない気持ちになりました。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

それから大きな真っ赤の唇のオブジェが目を引く「クレイジーホース」を通り過ぎて凱旋門に来たわけですが、こちらもあいにく改修中。そういえば新婚旅行で行ったサグラダファミリアも工事中だったし、僕はそういうツキに恵まれているんでしょうねw

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象

エトワール凱旋門(シャルルドゴール広場)の雰囲気をおすそ分け♪

凱旋門の真下にはナポレオンのお墓があるんですね。美しい花が手向けられています。
歴史や美術に疎い僕なので、当たり前なことが全然、頭に入っていませんが実際に見れたことは良かったと思います。

ガレット(Galette)の本場フランスを巡る旅②:クリニャンクール(蚤の市)、ビオマルシェ、エッフェル塔、凱旋門の印象
さて、次回はモンパルナス周辺のガレット通りをお伝えします。
もちろん、ガレットも食べてますので、フランス視察1枚目のガレットをお楽しみに。


このブログでは、ガレット店の紹介や文化、観光に関してなどをご紹介していきます。
福井のそば粉屋として専門的な立場から、プロの話や技術、製法、栽培については以下のブログをご覧ください。
ガレットの本場‐フランス・ブルターニュ視察

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