【福井夏そば2020】キタワセを栽培する夏の新そばの収穫が始まりました。

福井市北部の夏そば圃場では、実がたわわに実っていよいよ収穫を迎えます。

このあたりの圃場は4月中旬頃に作付けした後に雨に遭ったので、その後の生育状況が芳しくなく、通常より背丈が低いのですが、一株あたり20～50粒ほどの実がぎっしりついているところを見ると、後半は天候に恵まれたのかなと思います。

大型のコンバインで収穫する様子は、やる方は大変ですけど見ている方は壮観です♪

収穫した生のソバをトラックに移して、間髪入れずに乾燥調製設備へ持ち込みます。
収穫してから乾燥に入るまでの時間を最小限に抑えることが極めて重要で、後のソバの品質に影響します。

茎や葉、雑草なども紛れているソバの実。
これを一旦、粗選にかけてそばの実だけを乾燥に移していきます。口で言うのは簡単で乾燥させるのは機械ですが、合間合間に人間の手が入る部分が多く、かなり重労働なのです。

採れたての夏そば。
青白い実のソバは未熟で柔らかいので指でプツッと簡単につぶれますが、黒い実は熟が進んで黒々としており、皮がしっかりしているので青い実に比べると固いです。

かわいそうですが、花の蜜を集めに来た虫たちも一緒に収穫されます。
そばの実をぎゅうっと掴んでいる様がなんとも愛らしい。

越前ふくい夏の新そばは、7月上旬の販売予定です。
最新情報はホームページやメールマガジンにてご案内して参りますので、どうぞお楽しみに。