“大野在来種”が育つ奥越大野市と勝山市のそば圃場は花が満開です。(2021.10.2)

秋らしい心地よい風が吹いている福井市内。昨夜、大型台風が過ぎ去った影響で今日は北陸らしからぬ快晴、まさに蕎麦の花見日和となりました。

ということで、早速、大野市へ車を走らせました。
今年は播種後の長雨で種そばが流れてしまう被害が多数報告されており、特に平野部の福井市や丸岡町などでは播き直しによって生育時期にズレが生じて雑草に負けてしまうところや生育不良をおこしている圃場が多いと聞いています。一方、比較的被害が少ないと言われていた山間部の大野市はどうかといいますと、下の写真のように雨風による生育の被害は散見できましたが、全体的には現状では凶作になるほど悪いようには感じませんでした。

"大野在来種"が育つ奥越大野市と勝山市のそば圃場は花が満開です。(2021.10.2)
台風も今のところ福井に直撃してはいませんし、この調子であと1か月ほど好天が続けば半作以下になることは避けられそうです。

次に大野市のお隣、勝山市です。
写真は勝山城博物館を囲むように咲く満開のソバの花。青空とのコントラストが素晴らしくキレイで、この1週間が見ごろなのでぜひ多くの方々に診てもらいたい景色です。

"大野在来種"が育つ奥越大野市と勝山市のそば圃場は花が満開です。(2021.10.2)
ちょっとカメラを引いて撮ると根元が真っ赤に染まっていますね(↓の写真)。

"大野在来種"が育つ奥越大野市と勝山市のそば圃場は花が満開です。(2021.10.2)
本来、茎も葉も緑色をしているのですが、雨によって長い時間、水に晒されると茎が赤く染まり固くなってスカスカになります。すると、土中の水分を吸い上げられなくなって枯れてしまったり根腐れをおこしてしまうので、多少の雨なら耐えられますが水たまりができるほどの雨は避けたいものです。

"大野在来種"が育つ奥越大野市と勝山市のそば圃場は花が満開です。(2021.10.2)
実のつき方については、現状では多からず少なからず・・・といったところですが、まだ花が満開でこれから盛んに結実していくので、今後の天候に期待したいですね。

例年、早刈り新そばは10月15日頃から刈り取りが始まり乾燥調製を行って10月末ごろに入荷してくるのですが、冒頭で書いた通り長雨によって生育が2週間ほど遅れているので、入荷は11月に入ってからになると思います。

早刈り新そば粉は数量限定の新そばになりますので、ご購入の際はぜひ早期割引特典のついたご予約フォームをご利用ください。早刈り新そば粉ご予約サイトは弊社オンラインショップにて10月15日ころまで公開しております。

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