【台風19号の被害状況】大野在来種を栽培する大野市と勝山市のそば畑。

前回に続いて台風19号の被害とそば畑の状況についてお伝えします。
今回は【大野在来種】を栽培している山間部の大野市と勝山市です。

中部縦貫道から勝山市へ入ると路面には風で吹き飛ばされた木々が散乱していたのですが、この光景だけで内心は複雑・・。少しでも実が残っていればいいなと、その想いだけが頭を埋め尽くしていました。

勝山市のやや中心部寄りにある圃場です。
倒伏はしていましたが思っていたほどひどくはなく、花も実もそれなりに残っています。

黒化率20％というところでしょうか。雨が降らずに良いお天気が続けば、来週末くらいから刈取りできそうですけど、おそらく1週間くらいは遅れが出るでしょうね。

茎は湿害で真っ赤に染まっていましたが、よく台風に耐えたと褒めてやりたい気持ちです。

↓こちらは大野市。
山に近いところは全体的にちょっと傾いているくらいで、湿害はあまりなく青々とした健康的な茎で安心しました。

市街地に近い圃場は茎がやや細いかな？と思ったんですが、生育状況はまずますと言ったところです。

ところどころ飛ばされて実の付きが乏しいものもありましたが、粒の量としては1株あたり30粒ほど残っていたので、現状は昨年ほど深刻ではなさそうです。

このまま・・このまま・・・収穫までいいお天気を保ってほしいです。