秋田県羽後町にある百姓そば屋 彦三(ひこさ)は、ソバの栽培から製粉製麺まで行う地産地消の名店。

夏も冬も変わらずに昔から冷やがけ蕎麦を食べるという食文化がある羽後町の名店、百姓そば屋 彦三(ひこさ)を訪ねました。お店には看板が無く表札のみなので、初めて行かれる方はのぼりを目印にしてください。

秋田県羽後町にある百姓そば屋 彦三(ひこさ)は、ソバの栽培から製粉製麺まで行う地産地消の名店。

こちらでは、「階上早生」や「にじゆたか」「キタワセ」などのソバを羽後町内で栽培し、製粉から製麺まですべて行うという地産地消のお店。

秋田県羽後町にある百姓そば屋 彦三(ひこさ)は、ソバの栽培から製粉製麺まで行う地産地消の名店。

店内はおばあちゃん家の居間という雰囲気で、畳敷きの部屋に調度品などが飾られています。地元客がほとんどなのか、みなさん隣同士でお話しされていて何とも田舎のお蕎麦屋さんと言った温かい空間。訛りがきつくて会話が全く聞き取れず、どんな会話をしているのかさっぱり分からなかったことが個人的に残念でしたが、これも旅のおもしろさですね。

秋田県羽後町にある百姓そば屋 彦三(ひこさ)は、ソバの栽培から製粉製麺まで行う地産地消の名店。

お品書きはシンプルにして、魅力的なラインナップ。
冷がけそばを注文しましたが、蕎麦にサラダがたっぷり乗った「そばサラダ」が一番人気だそうです。

秋田県羽後町にある百姓そば屋 彦三(ひこさ)は、ソバの栽培から製粉製麺まで行う地産地消の名店。▲冷がけそば

丸抜きを石臼製粉した白いお蕎麦に冷たい出汁とネギがかかった潔い一杯。
こういう素朴でストレートなお蕎麦が大好きです。東北の味付けって極端に塩味が強かったり甘い味付けなイメージがあったのですが、彦三さんのは鰹や昆布以外の馴染みのない出汁の要素が感じられ、塩気も甘さもバランスが良くてちょうど良く、最後まで味わいながら楽しく食べることが出来ました。

最後、出汁の中に蕎麦湯を注いて飲んだら出汁の香りが隠れてしまったので、別々にするべきだったなとちょっと後悔しましたが、初めての秋田のお蕎麦に感動しました。また羽後町に来る機会があれば他のお店の冷がけそばも食べてみたいです。


[百姓そば屋 彦三]
〒012-1131 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内中町51
電話:0183-62-1520
営業時間:11:30~14:00(売り切れ次第終)
定休日:毎週火曜日、水曜日(農繁期休み有り)

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