手打ちそば 蕎林(横浜青葉区)では、福井の丸岡在来ソバを贅沢に使用した上品な粗挽き蕎麦が楽しめる。

2017年3月にオープンした手打ちそば 蕎林(きょうりん)さん。
東急田園都市線「藤が丘駅」からゆっくり歩いて10分少々のところにあります。こちらは福井の丸岡町で栽培された丸岡在来種の原料を使用した手打ちの粗挽き蕎麦が食べられるお店です。

手打ちそば 蕎林(横浜青葉区)では、福井の丸岡在来ソバを贅沢に使用した上品な粗挽き蕎麦が楽しめる。

住宅地に忽然と現れるお店と暖簾の雰囲気が良いですね。
美味しいお蕎麦が食べられそうな感じがします。
手打ちそば 蕎林(横浜青葉区)では、福井の丸岡在来ソバを贅沢に使用した上品な粗挽き蕎麦が楽しめる。

木を基調とした明るい店内はカウンターとテーブル席があり、1人でも食事しやすい空間づくりになっています。また、お店は通に面しているのですが、外からの視線が気にならない配慮がしてあるのでじっくりとお蕎麦を楽しむことが出来のも嬉しい。
手打ちそば 蕎林(横浜青葉区)では、福井の丸岡在来ソバを贅沢に使用した上品な粗挽き蕎麦が楽しめる。

蕎林さんではこの2種類からお蕎麦を選ぶことが出来ます。

■玄挽き9割蕎麦
信州八ヶ岳産の玄そばを殻つきのまま石臼挽きし、戸隠産と北海道産のそば粉を合わせた透明感ある黒めのお蕎麦。

■粗挽き9割蕎麦
高値で取引されている福井県丸岡町産(丸岡在来)の玄そばの殻を剥き、青みの浮かぶ丸抜きを石臼製粉した白めの贅沢な粗挽き蕎麦。

穀物味の強い野趣あふれるそばの味わいを楽しみたいなら玄挽き、蕎麦の華やかな香りと上品な甘みを楽しみたいなら粗挽きをお薦めします。両方食べるなら、最初に白い粗挽き蕎麦を食べて2枚目に黒い玄挽きをどうぞ。最初から味の強い蕎麦を食べてしまうと白いお蕎麦が分かりにくくなると思います。
手打ちそば 蕎林(横浜青葉区)では、福井の丸岡在来ソバを贅沢に使用した上品な粗挽き蕎麦が楽しめる。▲粗挽きせいろ(福井県丸岡町産:丸岡在来種)

せいろごともり蕎麦を持ち上げて鼻に近づけるだけで香ばしく甘いソバの香りが届きます。写真では分かりませんが、ほのかに青みのある麺線が食欲をかき立てくれ、細切りだから粗挽きでものど越しが良い。

手繰った蕎麦を一気にすすって鼻から抜ける香りを楽しむも良し、じっくりと噛みしめて丸岡在来の甘みを楽しむもよし。お出汁は辛めで上品な甘さが際立つこのお蕎麦にも良く合うし、好みの味わいでした。麺だけを温めたいわゆる「熱盛り」にしても美味しいと思いますし、そば湯に麺を浮かべて出汁をかけたら最高に美味しいでしょう。ぜひ色々な食べ方で楽しませてほしいですね。

店主の林さんは女性で、とてもお話しやすく気さくで明るい方。
私の拙い話にも興味をもっていただき、開店早々入店したのに忙しくなる時間までお邪魔してしまいました。

美味しいお蕎麦、ごちそうさまでした。


[手打ちそば 蕎林]
〒227-0048 神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-1
電話:045-294-8204
営業時間:11:30~14:30/18:00~21:00
定休日:月、火

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