福井県あわら市で、蕎麦好きや食通たちの間で注目を集めているのが 蕎麦とお酒とおばんざい 鹿しま さん。もともとは大阪・江坂で営業していた人気店ですが、店主が選んだ新たな舞台は、豊かな自然と歴史が残る福井県あわら市。移転後は、福井の食材や風土を活かした蕎麦とおばんざい、そして酒を楽しめる一軒として、多くの人を惹きつけています。さらに、周辺には歴史ある 吉崎御坊 があり、観光と食を一緒に楽しめるエリアとしても魅力的です。
大阪・江坂から福井へ。“移転”が生んだ新しい魅力
鹿しまさんは、もともと大阪市の江坂エリアで営業していた人気店で都会の中で愛されていたお店が、福井県あわら市へ移転したことは、多くの蕎麦好き仲間で話題となりました。
実際に訪れて感じるのは、
「この場所だからこそ生まれた空気感」。
自然に囲まれた静かな環境の中で味わう蕎麦と料理は、大阪時代とはまた違う魅力をまとっています。派手な演出ではなく、ゆっくり料理と向き合う時間。そのひと時が、このお店の魅力をより深いものにしているような気がします。
福井らしさを感じるおばんざい
鹿しまさんの魅力は、蕎麦だけではありません。
店名にもある通り、「おばんざい」の完成度が非常に高いのです。季節の野菜や地元食材を使った料理は、どれも優しい味付けで、素材の持ち味を丁寧に引き出しています。
例えば、
・出汁の旨味を活かした小鉢
・酒に合う一品料理
・季節感を感じる前菜
など、派手さはなくとも、一口ごとに“丁寧な仕事”が伝わってきます。
大阪時代から培われてきた料理技術に、福井の食材や空気感が重なり、独特の魅力を生み出しています。
香りと喉越しを楽しむ本格手打ち粗挽き蕎麦
そして、この店の中心にあるのが手打ち蕎麦。
福井といえば全国有数の蕎麦どころですが、鹿しまさんの蕎麦は、福井らしさと店主独自の感性が融合した一杯です。
粗挽きの蕎麦は香り高く、噛むほどに甘みが広がります。
粗挽きながらそこまでゴツゴツした感じはなく、むしろ心地よい喉越しでするりと入っていく軽やかさがありながら、後からしっかりと蕎麦の風味が追いかけてきます。
また、つゆは出汁感が非常に上品。
蕎麦を主役にしながらも、全体を美しくまとめ上げています。
「強く主張する」のではなく、
“バランスで魅せる蕎麦”。
そんな印象を受ける完成度です。
お酒と蕎麦の流れが心地いい
鹿しまでは、料理と酒、そして蕎麦までの流れが非常に美しいのも特徴です。
まずはおばんざいと日本酒を楽しみ、ゆっくり会話を重ねながら時間を過ごす。
そして最後に蕎麦で締める。
この一連の流れが、まるで一つのコースのように設計されています。
福井の地酒との相性も抜群で、料理の繊細な味わいをさらに引き立ててくれます。
“蕎麦屋飲み”の魅力をしっかり感じられる一軒です。
歴史を感じる「吉崎御坊」と一緒に巡りたい
鹿しまを訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが吉崎御坊です。
吉崎御坊は、浄土真宗中興の祖・蓮如上人ゆかりの地として知られ、多くの参拝客が訪れる歴史スポット。湖畔の静かな景色と歴史ある空気感は、あわら市ならではの魅力です。
この土地には、
“静かに時間を味わう文化”があります。
吉崎御坊で歴史や精神文化に触れ、その後に鹿しまで蕎麦と酒を楽しむ。
この流れは、単なる観光以上の深い体験になります。
あわら市だからこそ生まれた“余白”
都会では、どうしても時間に追われがちです。
しかし、あわら市には、ゆっくりと食事や時間を味わう空気があります。
鹿しまさんは、その土地の魅力をしっかり受け止めながら営業している店です。
自然、歴史、蕎麦、酒、人との会話・・
そのすべてが、ゆるやかにつながっている。
だからこそ、食事の記憶だけでなく、“時間そのもの”が印象に残ると思います。
福井・あわら市で蕎麦を味わうなら「鹿しま」
福井県あわら市で、美味しい蕎麦とお酒、そして落ち着いた時間を楽しみたいなら、「蕎麦とお酒とおばんざい 鹿しま」はぜひ訪れてほしい一軒です。
大阪・江坂から移転した理由を、きっと食べれば理解できるはず。
そこには、都会では得られない空気と、福井だからこそ生まれる豊かな食体験があります。
吉崎御坊の歴史とともに巡ることで、この土地の魅力はさらに深く感じられるでしょう。
蕎麦好きにも、お酒好きにも、そして“静かな豊かさ”を求める人にもおすすめしたい名店です。
ごちそうさまでした。
[蕎麦とお酒とおばんざい 鹿しま]
〒922-0679 福井県あわら市吉崎2丁目301
営業時間:11:30~17:00
定休日:水












