今年は夏の大雨の被害がかなり大きく広範囲に広がっているので、ソバの生育や作柄が良くないこと、そして半作以下になることはある程度、覚悟しておりましたが、大野市の農家さんから「割と持ち直している」という連絡があり、早速、圃場を見に行きました。
花が咲いて太陽に向かって真っ直ぐ伸びてはいるものの、通常であれば2㎝くらいの太さがある茎が非常に華奢で今にも折れそうなほど細く、水害によって茎が真っ赤に染まって背丈も低い。しかも大雨で種そばが流されたことによって播き直しを行ったため、雑草が繁殖してしまいソバの成長を妨げているばかりか窒息しているようにも見受けられます。
すでに結実している個体も確認できました。でも、実の数が少ない。
とはいえ、今年は持ち直しているだけでもありがたいので、このまま収穫まで頑張ってほしいものです。
今年は播き直しによって、新そばが2週間ほど遅れておりますので、11月中旬ころの入荷になりそうです。またこのブログでお伝えします。