長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。

中央アルプス木曽駒ケ岳の景色が最高の道の駅 日義木曽駒高原は、長野県木曽郡木曽町にある国道19号沿いの道の駅です。木曽駒ヶ岳を望む絶景のロケーションにあり、地元の新鮮な農産物や特産品を販売する直売所や木曽の伝統料理を味わえるレストラン、近くには多数の温泉施設があります。

長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。
駐車場には家族連れを中心に、珍しい車やバイク、キャンピングカーなど、いろいろな車やバイクが停まっていて、

長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。

ささりんどう館内の食事処は、木曽らしい木造の落ち着いた雰囲気が魅力。毎日打ち立ての木曽産そば粉100%の蕎麦の他、木曽牛コロッケ他、地元食材を活かしたメニューが豊富です。

長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。▲かけそば

木曽産のそば粉を使った自家製というお蕎麦は、やや粗挽き感のある田舎そば。
のど越し良く、蕎麦のほのかな香りと甘みが広がって落ち着く味わい。

長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。▲すんき蕎麦

長野県木曽地方の伝統的保存食「すんき漬け」を使ったすんき蕎麦(冬季限定)。
道の駅 日義木曽駒高原に立ち寄ったのは、これを食べるためと言っても過言ではないくらい(笑)

長野県木曽地方の伝統的な保存食を使った「すんき蕎麦」が道の駅 日義木曽駒高原で食べられる。
すんきは乳酸発酵食品なので、ヨーグルトのような酸っぱい味わいを想定していたんですが、以外と酸味控えめでカブの葉の香りと味がしっかりしていて食感もいい。すんきのエキスが出たお出汁がとても美味しくて、蕎麦も道の駅のレストランと侮れないクオリティなのがすごい。体調がすぐれなかったり、胃が弱っているときにすんきの入った汁物は体を温め、体を回復してくれそうな気がします。

■「すんき」とは?

すんきは、長野県木曽地方に古くから伝わる伝統的な保存食で、「すんき漬け」とも呼ばれます。塩を一切使わずに赤カブの葉と茎を乳酸発酵させた無塩漬物で、日本の伝統的発酵食品の中でも植物性乳酸菌だけで作る「すんき」は、健康面からも重要だと言われています。

【特徴】

塩、酢、醤油などの調味料を一切使用せず、乳酸菌のみで発酵させるため、まろやかな酸味と独特の風味が特徴です。乳酸菌が豊富で、整腸作用や免疫力向上などの効果が期待できます。保存性に優れ、冬場の貴重なビタミンC源として重宝されてきました。そのままご飯のお供にしたり、おひたし、和え物、鍋の具材など、様々な料理に活用できます。近年では、パスタやピザなどの洋食にも取り入れられています。

【栄養】

乳酸菌、ビタミンC、カルシウム、鉄分、食物繊維など


[道の駅 日義木曽駒高原]
〒399-6101 長野県木曽郡木曽町日義4730−3
電話:026-423-3644
営業時間:8:30~17:30

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