蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。

奈良の東大寺。修学旅行で来て以来です。
学生の頃は、周りを見渡せば外国人がちらほら見えるという感じだったのに、今は日本人はどこだろう?と感じるほどに周りは外国人ばかり。現場の管理スタッフ以外、聞こえてくる言語は中国語、英語、ハングル語、フランス語、スペイン語までは何となく分かりました。あと何語か分からない会話が3つほどあったでしょうか。日本にいるような気がしません( ´艸`)

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。

それだけ日本の世界遺産や建築物が外国に認知されてきたということなんでしょうね。
福井にいると外国人にほとんど会わないので、この数時間で20年分の外国人に一気に会ったような気分です。

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。

東大寺から歩いて4、5分ほどのところに今回、お邪魔した蕎麦とうなぎの紅屋(べにや)さんがあります。黒い建物と提灯が目印です。

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。

古民家を改装した純和室の店内は、おばあちゃんの家に来た時のような落ち着いた空間が広がっていて時を重ねた建物そのものの香りも良いです。足元を彩る窓越しの植物や石臼も風情があります。

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。

紅屋さんでは、冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦で蕎麦を打ち分けているこだわりぶり。奈良県は酒蔵が多いので、素晴らしい水に恵まれていることは間違いありません。お蕎麦の期待が膨らみます。

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。▲うな丼(小)とお蕎麦のセット

いつもなら迷わずお蕎麦から先にいただくところですが、あまりの空腹と見た目の良さに鰻からいただきます。表面はカリッと香ばしく、噛むほどに美味しい脂が出てくる肉厚の鰻。フワッとしていて小骨もなく鰻自体の味が濃い。うなぎなんて土用の丑の日くらいしか食べる機会に恵まれないので、平日に食べるなんて贅沢だなーと家族に申し訳ない気持ちでいっぱいに。

蕎麦とうなぎの紅屋(奈良東大寺前)では、古民家いただく香り高い二八そばが美味しい。
そしてお蕎麦。
黒すぎず細切りで喉越しのいい麺線は、すすって鼻から抜ける香りが良い。噛んで喉の奥から上がってくる香りも上々。鰻を食べた後なのにちゃんと蕎麦の香りがするのが嬉しいです。
鰻とお蕎麦ってあまり合わないと思っていたんですが、かば焼きの香ばしい香りと濃厚な脂をお蕎麦がサラリと流してくれて、最後は良い香りで〆られるっていうのは快感でした。

福井から奈良ってすごく遠いイメージだったんですが、今回、初めて自家用車で行ってみて、3時間足らずで着いてしまったので、すごく身近になりました。今後、子供たちを連れて行く回数が増えそうです。

[紅屋(べにや)- そばとうなぎのお店]
〒630-8273 奈良県奈良市押上町9-1
電話:0742-55-2296
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休

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