5月上旬、令和になって初めての夏そばの播種が始まりました。
天候にも恵まれて順調にすくすく育っております。背丈でいうと10㎝~15㎝というところでしょうか。
こちらは福井市とあわら市の市境にある圃場です↓
福井の土壌は粘土質が多いのですが、あわら市は海が近い丘陵地なので砂地が入り混じったような土質です。福井市や坂井市に比べて圃場の位置が高いので水はけが良く、雨の被害が比較的少ないことからソバ栽培に向いていて品質も上々ということで近年、作付面積が増えています。ただ、水はけが良い分、昨年秋のような干ばつになってしまうと致命的な状況になってしまうリスクがあるというのが悩ましいところ。
青々と広がるソバの葉を見ているだけで元気になります。
日中は青空が広がり気温も上がる。夜になると冷え込んで場所によっては早朝に霧がでる。土の表面は乾燥しているけど根っこの方はしっとり水を含んでいるというこの状況が福井のソバにとっては好条件。
6月上旬には真っ白の綺麗な花が見られることでしょう。
福井で夏そばの栽培が始まってから、それまでは年1回しか見れなかったソバの花が夏と秋で2回みれるようになって楽しみが2倍になりました。今年はどんなソバになるかわくわくです。
ふくい夏の新そば粉は、7月中旬頃の販売を予定しております。
詳しくはホームページにてご案内いたします。