2019年3月14日(木)~3月24日(日)の期間内、関西エリアで開催されている、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」 実施店のCREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEさんに行ってきました。
京都はここ5年の間にガレット専門店が続々と開店しており、カフェやお蕎麦屋さんのメニューの中にガレットを取り入れるお店も増えてきました。オルハコシトカフェさんは、京都ではいち早く開店されて着々をファンを増やしています。
お昼時に入店したらテーブル席はいっぱいで、カウンターは僕が席に着いた後に2組座ってほぼ満席。京都にもガレット好きが増えているんだなと実感できて嬉しくなりました。
白を基調とした店内は開店から5年が経っていると思えないくらい清潔感があり、席は1人当たりのスペースが広いので一人でも友人とでもゆっくりと食事が楽しめます。席に着くとメニューの説明をしてくださり、ガレットの卵の焼き加減なども細かく好みに合わせてくれます。
店主の佐藤さんが日本中を回って集めてきた国産シードルを始め、フランス産シードルもたくさん取り揃えてあるので、お薦めやお好みのシードルを飲み比べることができます。
カウンターから佐藤さんの技を直に見ることができるのがこのお店の特徴。
生地をガレットパンに落としてからの素早いロゼル捌きで広げていく様は目を奪われます。
生地に浮かぶ気泡の加減やサクッとした食感を出す為に生地の作りから熟成時間まで細かく管理しているそうです。
開店した当初は、鉄板がまだ新しくて思うように焼き上がらなかったそうですが、5年間、毎日のように鍛え続けてきたことによって鉄板に油が染み込んで、理想の仕上がりに近づいてきているんだそうです。
毎年、季節の変わり目にオルハコシトさんに来るようにしているのですが、やっぱり佐藤さんの焼くガレットは美味しいです。表面はカリッとしているんですが、中はモチッとしていてその食感の対比が心地良いんですよ!と、お話したら「その食感を目指しているんです♪」っていう答えが返ってきて、ちょっとはガレットが分かるようになってきたかな?と思いました。
日々、変化する生地や鉄板の状態を把握しながら微調整を行っているから、いつもと変わらず美味しいガレットがいただけるんですね。生地の打ち方、熟成、焼き方の違いで全く別のガレットになるというのは蕎麦道に通じるものがあります。
美味しかったです♪
■CREPERIE ORUHAKOSHITO CAFE(クレープリー オルハコシトカフェ)
京都市中京区蛸薬師通富小路東入油屋町146 ラポルトビル3F