【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。

夏そばの状況を見て歩くべく、福井市からあわら市方面へと車を走らせました。
4月中旬~下旬にかけて播種した後に少し雨が降って以来、ここしばらくは雨が少なく晴れの日が多いので、お天気にも恵まれて生育具合は順調です。

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。
坂井市北部丘陵地のそば畑です↓
白い花がいい感じに開花してすくすく育っています。
【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。

ソバは、花が咲きながら成長し、また花が咲いた状態で実を付けるという珍しい植物です。
現在は大きいものですと25センチくらいまで育ってきていますが、これがもう1週間ほどしますと背丈がさらに高くなって花も満開になり、まさに白い絨毯のように一面に広がります。

ソバが育つ土の具合です↓

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。
福井県内は粘土質の土壌が広範囲に広がっているのですが、このあわら市のある坂井北部丘陵地は、海に面している地域なので砂地が入り混じった土質となっています。そのためラッキョウや芝生などの栽培が盛んなのですが、粘土質と砂地が混ざった土壌がソバにも向いているということで、近年、ソバの作付面積も増えてきています。

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。
↑このように土壌の表面はカラカラに乾燥していますが、少し掘り起こすと根っこがある部分には水分があるというこの状態が水を嫌うソバにとってはいいんです。よく「ソバに水(雨)は大敵」と言います。確かに多すぎる雨はソバの根を腐らせてしまうのでよくありませんが、全くないと生育できなくなるので、やはり質のいい水が手に入るということは作物にとってとても重要なポイントです。

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こちらは若干、開花していますが蕾が大きく膨らんで花が咲く一歩手前のところです↓

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。

1週間ほどすると下の写真のような状態になり、さらに1週間、2週間すると花が大きくなって実を付けます。

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。

青い空に向かって花を咲かせ、虫を寄せ付けるための鶏糞のような独特の香りを発しながら背を伸ばす夏そばたち。花の香りさえ良ければ最高なんですけどね(笑)

【令和元年】福井夏新そばの生育状況について、福井市からあわら市を見てきました。
ここまでは毎年、割と順調なんです。
ここから収穫までにお天気が崩れたり、収穫のタイミングで何かが起こります。
このまま・・このまま・・。順調にいいソバが取れてほしいです。

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