越前そば粉屋六代目 加賀健太郎

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全国麺類生活衛生同業組合連合会認定 蕎麦鑑定士。

1981年生まれて以来、身近に自分より大きな石臼があって、仕事をする祖父母や両親の背中を見て、時には祖父のあぐらに座って一緒に石臼の目立て作業をしながら、毎日、石臼で粉を挽く音を聞いて、石臼が摩耗して少しずつ目減りしていくと共に大きくなりました。小さいころは玄そばの袋や製粉機械が並ぶ大きな工場が僕の遊び場でした。

金沢の大学を卒業後、飲食店で実際に食材を扱う仕事の大切さを経験し、帰福してすぐカガセイフンの六代目として’05年より本格的にインターネットでの通販を開始。26台の石臼に囲まれている1角が仕事場でWEBショップも兼任、福井県産ソバの美味しさを全国に伝えたいと日々努力しています。

このブログに「越前そば粉屋六代目は石臼挽きの音に癒される」というタイトルをつけたのは、聞き慣れた石臼の「ゴォーッ、ゴォーッ」という摩擦音を聞いていると眠くなるというのがきっかけ。

小さいころから耳に入っていた石臼の音を聞いていると、なんだか気持ちよくなって眠くなってくるんです。石臼も回っているから変な催眠効果もあるのかな・・とも思ってたんですが、なんでしょう、ひょっとしたら母親のお腹の中の音に近いのかな・・とも感じたり。一定のリズムで聞こえる「ゴォーッ、ゴォーッ」という音は自分にとっては、ある意味では癒しの音色なのかなと思った時に、そのままをこのブログのタイトルをにしようと思ったわけです。

“石臼の音”ってとても大切で、無口な石臼が唯一、自分の調子や不具合を伝えてくれる手段なんです。粉挽き職人はこの音を聞き分けて毎日そば粉を挽いているんですよ。