能登産玄そばを供給してくださる生産者へ令和6年能登地震寄付金をお渡し、栽培への想いと被害状況を視察しました。

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。
弊社に原料を供給してくださる農家さん自身も甚大な被害に遭われ、それでもなお、前を向く姿に僕たちに何ができるか?を考えた2月。3月には能登半島地震支援イベント「能登産そば粉で能登を応援しよう!」を開始し、全国のそば店様、そば打ち愛好会様、一般のお客様よりたくさんのご支援いただきました。この場を借りて、心より厚く御礼と感謝申し上げます。

みなさまからお寄せいただきましたお気持ちと寄付金をできれば直接、お渡ししたい!という想いから、能登の生産者の元へ足を運ぶことにしました。

令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。▲七尾市中島地区

神社の石垣はほとんどが崩れて車道を圧迫しています。怖いのは石垣の上に建物があるので、雨の日になると土壌はぬかるんで石の隙間から水が流れ出てくることによって地滑りの懸念があることだそうです。

令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。
揺れの大きさを物語る、倒れてバラバラになった大きな灯篭。
 
令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。
手前と奥に並ぶ狛犬は台座がズレて向く方向が変わっています。

令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。
広範囲の地割れによって水田が隆起したり水の流れが変化してしまったという圃場は、できる範囲で自前で補修をしながら、大麦の収穫とお米の作付けも並行して行っているそうです。

令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。
一時避難によって、多くの生産者がこの地を離れており部落によっては過半を超えているため、手が回らず手付かずのエリアがまだまだあるとのこと。

令和6年能登地震支援金を納付し、生産者の想いと被害状況の確認をしました。

この辺りの圃場は、トキ放鳥に向けた生息環境整備で石川県のモデル地区になっています。
水も空気も澄んでいて、鳥たちがえさを求めて田んぼに飛来する姿を見れば、環境保全に努めていることがとてもよく分かります。
地震による圃場の変形に負けることなく、なたうちの人たちがソバをたやすことなく栽培できるよう、来年以降も引き続きも「買って応援、食べて応援する」支援を取り組みを続けたいと考えています。一緒に頑張っていきましょう。

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