出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。

兵庫県豊岡市出石町は、かつて出石城の城下町で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、中心部は観光地として有名です。そんな出石町では、「出石皿そば」が名物で、40軒を超えるそば店が軒を連ねているそうです。僕は過去に2度ほど、訪れたことがありますが、観光エリアにはそば店が所狭しと並んでいる印象があります。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
そんな出石町の中心部から少し外れたところにある、出石皿そば 一鶴(いっかく)さん。
挽き立て、打ち立て、茹でたての三たての郷土そばが楽しめるとあってやってきました。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
店内は広々としており、中央には大太鼓、調度品などが展示され、手に取りたくなるお土産もずらりと並んでいます。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。

ひと際目を引くのが、厨房と客席を間地切る150個を超えるそば猪口のコレクション。
蕎麦を待つ間、一つ一つじっくりと見ることができます。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
小出石焼の湯呑やオリジナルのそば猪口も店頭で買い求めることができます。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
出石そばを注文すると間もなく供される特徴的な一揃え。
大きな徳利に入った出汁、薬味ネギ、大根おろし、わさび、生卵、おろしとろろ。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。▲出石皿そば(1人前/5皿)

追いかけるように皿そばがやってきました。小さくてかわいいお皿がテーブルにずらっと並ぶと壮観です。1.5口分くらいが盛り付けられた皿そばは、1人前5皿で追加は1皿からできます。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
お蕎麦は挽きぐるみの田舎そば。
田舎そば特有のボソボソ感がなく、のど越しが良いのでとても食べやすい。しかも噛むほどに蕎麦の旨みが感じられて後引く美味しさです。お出汁は甘みの少ない辛汁なのでお蕎麦の甘みを引き出し、薬味と一緒に食べるともう1枚、あと1枚・・とスルスル入っていくので、男性なら20枚、女性でも10枚はペロリと食べられてしまいます。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。▲にしん棒焚

箸休めのにしん。甘さ控えめに炊いてあるので、口の中が甘ったるくならず、お蕎麦がまた1皿食べたくなります(笑)

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。▲かけそば

初めてのお蕎麦屋さんに来たら必ず食べるかけそば。
お出汁の良い香りが届き、蕎麦がシャキッとしています。

出石皿そば 一鶴(いっかく)は、のど越し良い田舎そばと味わい深い辛汁のバランスが最高。
温かいホッとするお出汁と熱で表面がやわやわとなった蕎麦の食感がたまりません。
雪がちらつく寒い冬にありがたい一杯です。出石町界隈にある皿そば屋さんの中で比較的新しいという一鶴さんでは、名物皿そばの他にも事前予約をすれば、「白の十割蕎麦」と「黒の太打ち田舎そば」がいただけるとのこと。

一鶴さんでは、お酒の肴が数種類ありますが食事メニューは基本的にお蕎麦のみなので、一緒に行かれる方の中にご飯ものが食べたい方やソバアレルギーのある方はご注意ください。


[出石皿そば 一鶴(いっかく)]
〒668-0263 兵庫県豊岡市出石町福住字上清水191-1
TEL:0796-52-6655
営業時間:10:30~夕方売り切れ御免
定休日:不定休

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