十割蕎麦 一休(JR高月駅東口)では、滋賀県産そばを使った自家製粉石臼挽きの極細切り蕎麦が楽しめる。

梅雨が明け、福井では7月末より秋そば(福井在来種)の播種が始まります。昨年は空梅雨で播種しても発芽しないという干ばつの被害が出てしまいましたが、今年は梅雨時にまとまった雨が降ったので、土の表面はカラカラでも土中には水分があるので、順調に発芽し始めているようです。

JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。
今日は滋賀県長浜市にあるソバの圃場に視察に来ました。ここでは信濃1号を栽培していただいており、ちょうどお盆前の播種作業真っ盛り。昨年、自家取りした種そばを播いています。

JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。

気温は35℃を超え、日差しも一段と強い。福井と滋賀は隣同士ですが、福井よりも湿度が低いからか日差しが直に当たるような感じで肌がヒリヒリします。花が咲くころに再訪することにして・・近くのそば屋さんへ。

JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。
JR高月駅の東口にある「十割蕎麦一休(いっきゅう)」さん。
この佇まいなので一見、そば屋とは分かりませんでしたが、高月駅の目の前にあり、十割そばの旗が立っているので分かりやすいです。

JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。
一休さんでは、近くの圃場で栽培された滋賀県産の玄そばを自家製粉しており、蕎麦はつなぎ粉を使用しない十割そばとのこと。
JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。▲二種盛十割蕎麦(田舎十割蕎麦:黒)

1mm前後の箸で手繰るのが怖くなるくらい非常に細く切られた麺線がすごく美しい。
蕎麦が細いからスルスルとすすると舌の上で甘さが強調されて、2,3回ほど噛むと蕎麦の旨みが感じられる。細い分だけすぐにのびてしまうから賞味期限は提供されて5分くらいが限界かと思います。
JR高月駅(東口)の十割蕎麦一休(いっきゅう)は、滋賀県産そばを自家石臼挽きの極細切り蕎麦で楽しめる。▲二種盛十割蕎麦(十割蕎麦:白)

こちらも細いです。黒よりさらに細いように感じます。
皮が取られているから雑味のない洗練された上品な甘みを感じることができます。福井ではここまで細切りのお蕎麦はなかなか無いので、とても新鮮で一口一口じっくりと味わいました。こちらもなるべく早く食べないとそばの香りも食感も失われてしまうので、早めに食べることをお薦めします。

黒い方が味が強いので個人的には白を先に食べたかったですが、黒・白1種類ずつ提供してもらえたことは嬉しかったです。店主の方のお話で驚かされたのが、このログハウス調の建物はすべて店主自ら建てたんだそうです。そして店主は住職でもあるそうで、お店の看板には「十割蕎麦 坊主bar 一休」と書かれています。

滋賀県はラーメン屋が多いイメージでしたが、地元のソバを使う蕎麦屋さんが結構あります。こうやって美味しいお蕎麦屋さんが増えていくのはとてもいいことですね。滋賀県なりのそば文化を広げて行ってほしいと思いました。

[十割蕎麦 坊主bar 一休]
〒529-0232 滋賀県長浜市高月町落川54-1
電話:0749-85-8050
営業時間:11:30~15:00/17:00~21:00
定休日:火

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