そばに関する素朴な疑問
蕎麦粉は何からできていますか？
タデ科ソバ属の一年草であるそばの実（玄そば）からソバの種実を粉砕して得た粉です。
殻ごと挽きぐるみに粉砕した全層粉、殻を取り除いた丸抜き（抜き実）を粉砕した内層粉、種子の胚乳内層部のデンプン質主体となる白い部分を粉砕した花粉（打ち粉）および更科粉、種子の表層部を粉砕した外層粉（ふすま）に大別されます。
日本では主に種子を製粉して蕎麦粉として利用し、それを用いた麺（蕎麦）や蕎麦がき、ガレット等を食用にします。成分の特徴はビタミンB類が多いことと成人病予防や毛細血管強化作用をもつソバ特有の栄養素「ルチン」が含まれていることです。
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