そば、そば粉の疑問

そばに関する素朴な疑問

そば打ちで使う打ち粉とはなんですか?

蕎麦を延ばすときや切るときに、生地が麺棒や包丁あるいは蕎麦同士がくっつかないように振る澱粉質のそば粉で、「トリ粉」とも呼ばれます。 延ばしの際には花粉の一部が蕎麦に打ち込まれ、切りの時にふる花粉はそば湯に溶け出すので、原料のソバから作られるでんぷん質の多い粉が花粉(打ち粉)として利用されます。
蕎麦をゆでた後の蕎麦湯に、さらに花粉を溶かせばとろみのある蕎麦湯になります。花粉を少量のお水で少し溶いた後、熱した蕎麦湯を注いでください。また、蕎麦湯だけつくられる場合は、花粉だけではソバの香りや旨味はほとんど感じませんので、少量のそば粉といっしょにお水で溶いた後、お湯を注ぐと美味しくできます。

 

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