そばに関する素朴な疑問
糖尿病に蕎麦は大丈夫ですか?
ソバはヘルシーな印象がありますが、一般的なスーパーで販売されている茹でそばや生そば1食あたりの糖質量はご飯やうどんと比較してやや高めで、カロリーもあまり変わりません。その理由はつなぎに小麦粉が多く使用されているからで、その配合割合は過半が小麦粉でそば粉の含有量は30%前後がほとんど。多くても50%前後です。特に干しそば(乾麺)は、そば粉の配合割合が30%以上であれば、そば粉の配合割合を表示しなくていいことになっているため、つなぎに小麦粉が多く使用されている可能性があります。
糖質を気にして蕎麦を購入する場合は、裏面の内容表示などを確認してなるべくソバ以外の原材料が含まれていない生そばや干しそば(乾麺)、小麦粉を含まない100%のそば粉を用意しましょう。
蕎麦は、そばの殻を剥いて挽いたそば粉よりも殻のついた状態で丸ごと挽いた田舎そば粉を使った方が食物繊維やルチンがたっぷり含まれるので健康効果が高いです。ただ、黒い蕎麦や「田舎そば」として販売されている市販品すべてがそうかと言えばそうではなく、着色料で色づけしている商品もありますので、小麦粉と合わせて注意してください。
関連記事