令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!

6月末ごろから夏そばの収穫が始まりました。
今年は梅雨時に雨がほとんど降らず干ばつ気味だったため、畑に育つ夏そばに葉が枯れたり生育不良が見られる事態となりましたが、水田に播種したところは土中にある水分で問題なく生育した感じです。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
ゲリラ豪雨や連日雨続きだったりすると水田では水が溜まって蕎麦がダメになるので畑が好ましいですが、今回のように雨が全くふらないってなると逆に水田の方が良かったりするので、農家さんが口をそろえて言う「ソバ栽培は博打」という言葉の意味が改めてよく分かりました。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
成熟した黒い実と成熟の甘い白い実の割合を意味する黒化率(こっかりつ)は、60%~70%くらいでしょうか。収穫するには頃合いです。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
この日の福井市の最高気温は38℃。雲一つない青空と強い日差しが照り付ける中、大型のそば専用コンバインで収穫していきます。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
刈り取った夏そばはすぐに乾燥場へ移動され、茎や葉、他の植物などの種などを取り除く「粗選」を行って遠赤外線の低温乾燥にかけられます。数日前に収穫した夏そばの乾燥が上がったということで状態を確認させてもらいました。黒化率が今ほどではない時に収穫したものだったので容積重はギリギリ60%あるかないかくらいでしたが、今収穫しているものはもっと実が詰まっていると思います。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
サンプルをいただいたので早速、脱皮しました。

令和4年度の夏の新そば(キタワセ種)ただいま収穫真っただ中です!
新そばですから全体的に青々としています。
粒をそのまま食べてみると若葉のような清々しい香りが鼻から抜けて、その後からキタワセソバの甘みが追いかけてくる。在来に比べれば味わいの濃厚さはありませんが、すっきりさっぱりとした風味なので、猛暑が続くこれからの季節にぴったりだと思います。

令和4年度の夏の新そばは、7月上旬の販売予定です。
どうぞご期待ください。

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