【月刊URALA 6月号】夫婦の肖像 vol.95 

urala-201306
月刊URALA  6月号
夫婦の肖像 vol.95

石臼挽きにこだわる老舗そば粉の製造元。
若夫婦が目指すのは「産地・福井」知名度アップ
発行日:2013/5/25

福井のエリア情報誌「月刊URALA(ウララ)」6月号の夫婦の肖像というコーナーに、石臼でそば粉を挽く夫婦として、僕たちをご紹介いただきました。

福井のエリア情報誌「月刊URALA」夫婦の肖像に、石臼挽き越前そば粉屋6代目夫婦をご掲載いただきました。

この夫婦の肖像というコーナーは色々なご夫婦や生活の形が紹介されているので、僕自身も読ませていただきながら「自分もこういう夫婦でありたい・・」と常々、考えさせられていました。そのコーナーにご紹介いただける日が来るとは思ってもいなかったので正直驚きましたが、内心嬉しかったです。

6代続くそば粉屋の跡取りとして生まれた私と、うどん文化圏から福井に嫁いだ妻の想いや、最高の越前そば粉を挽くためのお話、プロポーズや新婚旅行について、二人が経験してきたこと、これからの展望など、取材時にはいろいろなことをお話させていただきました。

僕は今のそば粉屋の仕事、今の取り組み、手間暇など、当たり前の事だと思って生活していましたが、実はそういったことが全国的には珍しく、もっと言えば自社だけの技術やサービスだったと気づいたのは、そば粉の業界を全く知らない妻の指摘があってのことです。また、妻に石臼や玄そば、粉挽き作業を見て教えていく中で改めて「自社とは何か?」「自社の本当のお客様とは?」ということを考えるようになりました。この自分の変化によって、福井に帰ってきたばかりの頃とは仕事やお客様に対する考え方や話し方、想いが変わってきています。

さらに家族でやっていると、仕事の仕組みやルールに曖昧さがあるというか、家族だから意思疎通ができている部分と言うものがありますが、生まれも育ちも違う妻には全く伝わりません。この辺りをしっかりと整えないといけないというところもいい効果が生まれました。

一緒に手伝ってくれる妻にこれからも感謝して、カガセイフン伝統の石臼挽きを守りながら、ご愛顧いただいているお客様に挽きたて新鮮な越前そば粉をこれからもお届けできるよう頑張っていきます。

月刊URALAさん、この度は本当にありがとうございました。

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