【福井商工会議所報 Chamber(チェンバー)3月号】新たな販路拡大に向けて ‐中小企業におけるIT活用の重要性‐

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Chamber(チェンバー) 3月号
特集 新たな販路拡大に向けて
‐中小企業におけるIT活用の重要性‐

インターネットを活用した商品販売は年々その割合を拡大し、今や直接店に行かずとも、あらゆる商品が購入可能である。今回は中小企業のIT活用の重要性について、新たな販路開拓に積極的にITを活用している県内企業事例をもとに紹介する。
発行日:2013/3/10

IT活用企業事例として、越前そば粉のカガセイフンの取り組みを福井商工会議所情報誌チェンバーに取材いただきました。

福井商工会議所報「Chamber(チェンバー)」にIT活用企業事例として弊社の取り組みについて取材いただいた内容を、今月号に掲載していただきました。
そんな大それたことはしていないので参考になるかどうかは分かりませんが、弊社の事例を読んでいただいて何か一つでも実践してみようかと思っていただけたなら嬉しいです。

 

僕は6代続く小さいそば粉屋の跡取りですが、こんな経験の浅い自分に最近こうして色々な雑誌や新聞などに掲載していただいているおかげで、そば粉の配達先や勉強会の行く先々でIT活用について相談をいただくようになりました。

その際にほとんどの方に言われるのは、「ITを活用して頑張りたいと思っているけど、自分には知識も時間もないから正直どうしていいのか、どこから初めて行けばいいのか分からない」ということ。
確かに今まで全く触れなかったことに挑戦するとか、物事を初めてやろうとすることって難しいですよね。しかも、今までの生活や仕事のリズムが出来てしまってるので、そこに色々組み込ませるって時間的にも難しいと思います。でも、他力本願では何も起こりません。自分が行動を起こさなければ、今の状態は変わりませんし、周りに変化を求めているようではダメです。

それで色々話をしていると、おおよそ2パターンに分かれます。
1つは、目の色を変えて一気にエンジンをかけ、実践していく人。
2つは、どんどんテンションが下がってあきらめモード、話を聞くだけ聞いてやる気を起こさない人。

エンジンをまくりたてる人は話していても楽しいですし、自分への刺激にもなります。結局は本人の気持ちと継続して実践するモチベーションをいかに保てるかってことです。

ネットに限らず、新しいことをしよう、何かしないと!と思っている時に一番よくないのは、やる前から「できない!」とか、「自分には知識が無い」「うまくいくわけない」と自分で壁を作ってしまうこと。僕だって最初は何もできませんでした。パソコンに触ること自体に抵抗がありました。その自分が今こうしてネットショップを運営し、ブログを書き、facebookなどのSNSを活用しているわけです。僕にできたんですから他の方にできないことはありません。

僕がネットショップをかじり始めた頃と違って、最近はネット初心者でもクオリティの高いサイトが作れる便利なツールやサービスが本当に増えました。しかも、そういったものを使えるようになるための教室や市町村レベルでの細かいネットセミナーも多く開かれています。やる気と継続して実践する気力があればネットショップでも他のやり方でも問題ないです。

多くのサイトは頑張っている途中で辛くなってあきらめてしまうんですよね。
でも、今成功しているショップはみんな先の見えない辛さに耐えて頑張ってきたからこそ今があるので、まずはやってみましょう。そして継続。まずはちゃんとやり続けることが大切です。

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